軒天材には不燃系、木材系という大きく分けて２種類の建材が用いられています。不燃系の軒天材はケイカル板、スラグ石膏板、フレキシブルボードや金属性のものがありますが、それぞれに耐久性や防水性、断熱性や重量などに違いや特徴があります。

リフォーム工事中には、ご近所に何かとご迷惑をかけてしまう可能性があります。些細な事でも我慢をして頂くことになるので、納得して頂いてからの施工がトラブルを防ぎます。「近隣トラブル」があっては、お住まいのリフォームが完成しても喜びが半減してしまいます。

今年は台風の上陸がなかったので紅葉が色鮮やかになると予想されていました。台風の上陸と紅葉が関係するの？台風によって巻き上げられた海水が暴風による雨水とともに降り注ぐことでおこる「塩害被害」は紅葉する前に枯れてしまうなど植物にも大きな影響があります。

落ち葉や枯葉は雨樋にとっては排水を妨げる障害物になってしまいます。お住まいの近くに落葉樹が多い地域では「落ち葉除けネット」が最強です。「落ち葉除けネット」はシンプルで高価なものではありません。落ち葉とゴミを防ぐために取り付けておくと安心です。

高圧洗浄は外壁や屋根の塗装が決まり、足場を設置したら一番はじめにおこなう作業です。ほとんどが工事着工の2日目におこないます。その目的は、汚れやカビ、苔、藻などを落とし外観をキレイにすることと、塗装をするにあたり古い塗膜を除去するという役割もあります。

今ではなかなか見かけることがなくなった木部の雨戸と戸袋です。木部は金属やセメントなどの人工的なものと違い天然のため塗装が長持ちしないと言われています。その理由は「調湿作用」という木の性質が関係しています。

オーストラリアの「オペラハウス」は、20世紀を代表する近代的建築物として世界遺産に登録されています。独創的なデザインのヨットの帆のような屋根は一面に白く見えます。実は白と淡いピンク色のタイルが幾何学模様のように規則正しく張られているのに驚きます。

国土交通大臣指定「リフォーム瑕疵保険」は品質や性能、契約者の要望、要件が契約内容を満たしていることを基準に判断。消費者が安心してリフォームができるように「安心リフォームの証」として創設。消費者の利益保護のために通常国会に於いて成立した法律です。

「耐候性試験機」が紫外線、赤外線など太陽光、降雨、霧によって引き起こされる劣化を再現してシミュレーションして、品質管理や研究開発、非常に耐久性の高い素材の試験やJIS規格の規格試験に使われています。こうしてさまざまな資材が開発されています。

「洪水ハザードマップ」が2016年、新基準で改正されていることをご存知ですか？想定最大規模の降雨が、これまで「100年に一度」の想定から「1000年に一度」の想定で「洪水ハザードマップ」を作成することが「水防法」の改正によって新たな基準となりました。

災害に便乗して、地震、台風、大雨など災害の不安に便乗する卑怯な「悪徳商法」「詐欺」が増加。「早く工事しないと大変なことになる」など不安をあおって契約を急がせたり、工事内容についてあまり説明せずに工事をして高額な請求をするケースが見られます。

今年は自宅の庭やベランダに「苔」が大発生。自宅の「苔」を取ってほしいと業者への依頼が急増。梅雨が長く雨が多かった影響とみられています。11月、12月も繁殖が続きます。建物に生える苔は屋根や外壁の劣化を促進。発生した苔を見逃さないで下さい。

茅葺き屋根や藁葺き屋根が住宅の主流だった時代は、地域の人々が協力して屋根の補修をしていたので「屋根替」は春の季語とされています。お住まいの変化した現代はお住まいを建てたりメンテナンスしたり、リフォームするのはハウスメーカーや工務店の仕事です。

創業142年「富士屋ホテル」が今日まで創業当時の姿を残せた理由のひとつに「営繕さん」と呼ばれるスタッフが、日々、ホテルの様々な要望に応えてメンテナンス、修繕をしていたからです。木工事、左官、溶接、塗装などあらゆる技術で「建築の守りびと」と言われました。

近年、台風はどんどん大型化している傾向にあります。その大型化と並行して被災する度合いも大きくなっているのが現状です。被災しないためには台風前に不具合を見つけ修復して備えていれば大事に至らずにすみます。事例に基づいた対策法を解説します。