今年は6月12日に台風2号が発生して以来、7月は台風が1つも発生しませんでした。
7月に台風の発生数がゼロとなったのは、1951年からの統計史上初めてのことです。
インド洋の海面水温が高く、北西太平洋熱帯域の対流活動が平年よりも不活発になって台風の発生が少なかったとみられています。
また、このことは7月に日本が大雨に見舞われたことと関係している可能性があります。
ウエザーニュースによると、8月から10月にかけて台風の発生位置が、秋を中心に平年よりも西寄りになって日本へ向かう進路が予想されます。
今年も8月以降は台風が発生しやすくなる見通しです。大雨や暴風への備えを今一度ご確認しなければいけませんね。