まずはJ型です。こちらは日本でも多くのお宅で見られる形状です。
伝統的な和瓦を基本モチーフとし、西洋建築のアイディアや
工夫を取り入れたデザインで、直線で構成される平場の山と
谷の流れるような美しさは、今日見られる一番多いタイプの形です。
Jは和風(Japanese)の頭文字から来ているようです。
形状から分かるようにカーブがありますので、雨水が流れる通り道があり、
水はけも良いため雨漏りがしにくいという利点があります。
また、釉薬瓦(陶器瓦)であればさらに摩擦が少ないため、
より雨水や雪がすべり落ちやすくなるという特徴もあります。