屋根や壁の塗料に使われて、建物の暑さ対策に効果のある「遮熱塗料」の仕組みは、どのようにしてできているのでしょうか?
太陽の光は「紫外線」「可視光線」「赤外線」に分類されます。
「紫外線」は、UlutraViolet~略して「UV」と言われて、肌を紫外線から守る「UV」カットをアピールした化粧品がありますね。
「赤外線」は、波長が長く、熱エネルギーとなって屋根の温度を上昇させ、屋根から伝わった熱は、さらに室内の温度を次第に上げていきます。赤外線を吸収すると物体の温度が上がるからです。
夏、屋根の温度は60℃を超えて、金属の屋根の場合は70℃から90℃になる場合もあります。
赤外線を吸収して熱くなっているのです。