太陽光、湿度、温度、雨などの自然環境に耐える性能を「耐候性」と呼びます。
日中、太陽の日差しを浴び続ける屋根などは70℃を超えることも珍しくありません。年中その猛烈なパワーを受け続ける外壁や屋根、窓など外部に面する資材にとって、それを防御することが重要になるわけですね。
屋根材や外壁材に表示されている「耐候性」には「耐候性試験」という規格があって、それによって信頼して施工することができます。
耐候性試験には「屋外暴露試験」と「促進耐候性試験」が代表的なものです。
「屋外暴露試験」は名称から分かるように、実際に3年間、屋外にさらして状態の変化を確認します。
「促進耐候性試験」は、光、温度、湿度の3大劣化要因を人工的に再現して、数年にわたって起こる劣化を数週間という短期間で再現して測定します。