こちらは前回、屋根カバー工法の施工が終わりました。
今回は耐候性に優れたフッ素塗料での外壁塗装をおこないます。
フッ素塗料は耐候性が高いのはなぜ?
耐候性が高いとはあらゆる気候にどのくらい耐えられる性質があるのか、ということで
太陽光や紫外線、昼夜の温度変化、酸素による酸化反応、雨水などによって変色や劣化が起こりにくい性質ということです。
外壁の大敵は紫外線です。
外壁の塗料に長い間、紫外線を浴び続けると劣化の原因となる「ラジカル」という物質が作られます。
ラジカルは塗膜を破壊し劣化を進めていきます。
これは屋根にもいえることで、一番高いところにあるだけにその分外壁よりも紫外線に多くさらされていることになるので過酷な環境です。
フッ素樹脂は、樹脂の結合の強さに理由があります。
炭素とフッ素の結合が非常に強いため、この結合が紫外線への耐候性を高くして、劣化しにくい高耐候な塗料となっているのです。
その機能を最大限に生かせるために最適な下塗り剤を塗布していきます。
上塗りの吸い込みを抑え、色を変更する際に向いています。
中塗りです。
フッ素塗料は塗膜を劣化させにくいので、汚れもつきにくく塗装直後の光沢の美しさが長持ちします。
これは、汚れが滑り落ちやすい低摩擦性、酸性雨にも強い耐薬品性、汚れを弾く非粘着性などの特徴を持っているためです。
その特徴から耐久性年数はシリコン塗料の10年程度に対し、フッ素塗料は15〜20年と長くメンテナンスの回数を減らせるので、高価ですが費用対効果は高いといえます。
上塗りです。
フッ素塗料は紫外線に強いので、退色やチョーキングといった劣化も起きにくいこともあり
長期的にコストを抑えながら長く持たせたい!という人に向いています。
完成です。
今回のようにリフォームの機会に外壁の色を変えることもおすすめです。
一部だけの色を変えたり、ツートンカラーにしたりとイメージチェンジを楽しむことができます。
リフォームのご依頼の際に、お気軽にご相談ください。
街の屋根やさん所沢店では ご相談・点検・調査・お見積もりをすべて無料で承ります。
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