こちらのお宅では、屋根工事のご依頼をいただきました。
さっそく現場調査に伺いました。
屋根を点検していきますと、スレート材が欠けてなくなってしまっています。
こちらも欠けてしまっています。
このヒビや欠けてしまう現象は経年劣化で起こります。
「スレート材」というのはセメントが主成分でできています。
その上に塗装されていますが、年月とともに強い紫外線を受け続け劣化が始まります。
塗膜がなくなっていくので、雨や雪が降った時の水分を吸収してスレート材をボロボロにしていきます。
その結果、割れたり欠けたりといったことがおこってしまうのです。
こちらは欠落はしていませんが、今にも落ちてしまいそうです。
スレート屋根の寿命は20年〜30年ほどといわれていますが、残念ながら何もしないままではその寿命を縮めてしまいます。
環境にもよりますが、セメント表面の塗装された塗膜が薄れてしまうと水分を吸ってセメントはどんどん脆くなっていってしまうのです。
では、メンテナンスのタイミングをどこで見ればいいのでしょうか?
これは先ほどとは違う角度からみた屋根の状態です。
タイミングの目安として
①全体的に色があせてきた 紫外線による劣化が始まっています
②苔が発生 スレート材が水分を吸収しているのでそこに発生します。日の当たらない北側は特に広がりやすい。
③ヒビ割れ 水分を吸収して膨張、天気の日に乾燥と収縮を繰り返す中で元に戻ろうとするときの力が歪みヒビが入ります。
④欠け ひび割れの進行で起こります。
⑤反り 水分を含んで膨張したスレートが晴れの日に一気に乾いていくと反り返っていきます。その繰り返しで割れてしまうことも出てきます。
一番良いタイミングは、やはり①の色あせが確認できた時です。
これは屋根に限らず建物のどの部分にもいえることですが、小さな変化や不具合のうちにメンテナンスを入れることが建物にも費用にも負担をかけずにすみます。
長くお住まいになるのなら早めのメンテナンスをおすすめします。
築年数別お住まいのメンテナンスサイクルがわかります。
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季節別・築年数別知っておくべき住まいのメンテナンスサイクル完全版点検・調査の結果、スレート屋根からカバー工法でスーパーガルベスト施工を行うことになりました。
次回は順番にその様子をご紹介していきます。
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