入間市でメンテナンスの時期と判断されたお客様の依頼で現地調査
こんにちは!
今回は入間市のお宅での現地調査の様子をご紹介します。
施主様から、築13年になるのでそろそろメンテナンスの時期かとのご依頼を頂きました。
まずは普段は見ることのできない屋根の様子から見ていきます。
既存の屋根はスレート屋根材です。
離れたところから見ると大きな破損や傷みは目立っていません。
棟板金も少し色褪せしていますが外れているところや隙間はなく、固定のための釘が浮いてしまうなどの症状も見られないので交換の必要はなく今回は塗装でメンテナンスをします。
写真の左端のほうにスレートが破損して欠けている部分が分かりますね。
ひび割れや破損した部分から屋根の内部へ雨水の侵入が心配です。防水紙や野地板を傷めて大きなダメージになる前の補修が大切です。
スレート屋根の耐用年数は20年から30年です。新築から7年~10年を目安に屋根塗装による防水性の回復が必要とされます。
今回のお宅のように、雨漏りや破損、屋根材の飛散など大きな被害になる前の定期点検とメンテナンスを大切なお住まいのためにお勧めします。
近づいてみるとやはり、色褪せや汚れが分かります。
色褪せは屋根材の防水性を保つための塗膜が剥がれてきている事が原因です。
汚れが付きやすく、カビ、苔などが発生して水捌けが悪くなり劣化を早めてしまいます。
詳しくはこちらをご覧ください。
↓ ↓ ↓
こちらは下屋根の様子です。
軒先の部分が傷んでいます。
紫外線、直射日光、雨、風に年中さらされている訳ですから大屋根と同じスレート屋根材ですが箇所によって劣化の進み方が違います。
なかなか点検することができない雨樋も点検します。
特に大きな破損や傷みはありません。汚れやゴミを取り除いて塗装のメンテナンスでさらに長持ちします。
雨樋には異常ありませんが、雨樋が施工されている軒先の鼻隠しと呼ばれる部分は汚れが確認できます。
鼻隠しは吹き上げる風を分散させて屋根の耐風性を助けて、雨水の屋内への侵入を防いでいます。
汚れの付着だけで破損している箇所はありません。
塗膜が劣化して剥がれるために、汚れが付きやすくなります。防水機能が働かなくなる劣化が始まっているサインです。
外壁は窯業系(ようぎょうけい)サイディングで施工されたものです。
クラック(ひび)などはありませんが、表面が少し粉状になっているようにもみえます。
窯業系サイディングは色や形のバリエーションが豊富で、こちらのお住まいのように好みに合った素敵なデザインが選べます。
耐火性に優れているメリットがあります。
見た目には劣化しているようにはみえませんね。
しかし、実際に触ってみると表面が粉状になって手に付いています。
窯業系サイディングの素材自体には防水性はなく、防水力は表面の塗装によって保たれています。
その塗料が年月とともに劣化して粉状になって表面に現れるチョーキング現象です。
チョーキングが起きていたら外壁の劣化のサインです。塗り替えのメンテナンスをご検討下さい。
外壁の目地を埋めているコーキングの箇所は隙間ができて剥離が起こっています。
隙間からの雨水の侵入が心配されます。
コーキングの耐用年数は8年から10年です。
点検をして、再塗装やコーキングの打ち替えの検討が必要になります。
↓ ↓ ↓
大きな隙間ができている箇所もあります。新しいコーキングを再注入する「打ち替え」による補修が決まりました。
今回、現地調査をさせて頂いたお宅は大きな破損や傷みはありませんが、屋根の上など普段、見ることのできない箇所の点検でメンテナンスの必要性を実感して頂けたと思います。
↓ ↓ ↓
屋根と外壁の塗装。ベランダの防水塗装。その他の付帯部塗装が決まりました。
築13年の今のメンテナンスによって次の10年を安心して過ごすことができますね。
新たに進化している耐候性、耐水性、耐久性に優れた塗料は、次のメンテナンスを15年後に延ばすことも可能になります。
↓ ↓ ↓
塗装に使用する塗料についても、性能や施工方法など、「街の屋根やさん所沢店」に、お気軽にご相談ください。
「街の屋根やさん所沢店」では、所沢市、入間市、狭山市、飯能市、日高市、川越市近隣での施工を承っております。
↓ ↓ ↓
9時~18時まで受付中!
0120-522-361