こちらのお宅では、前回はスレート屋根の工事がご希望だったため現地調査に伺いました。
点検でスレート屋根の各所に割れや欠けが目立ち、全体的な色あせもあるのでメンテナンスのタイミングであることがわかりました。
ご相談の結果、今回はカバー工法でスーパーガルベスト施工をおこなうことになりました。
では、まずはルーフィングから始めていきます。
◆ルーフィングとは?
簡単にいうと屋根の下に敷く防水シートです。
「下葺き材」と呼ばれることもあります。
屋根材の下に入ってしまった水をしっかりガードして屋内への侵入を防ぐ役目です。
一番上にくる屋根はどんな屋根を選ぼうかと注目されますが、その存在すらあまり知られていないルーフィングはとても地味なポジションにいます。
けれど、ルーフィングあっての屋根ですし、ルーフィングあっての建物であることを忘れてはいけません。
天井からの雨漏りはルーフィングが機能していないことで起こります。
本来であれば、ルーフィングが建物内への水の侵入をブロックするからです。
ルーフィングには高性能のものから、値段の安いものまで種類がたくさんあります。
どんなものが、どんなふうに施工されているのかを見ることができるのは、新築では難しいかもしれません。リフォームならば可能なことが多いので、ぜひルーフィング施工の様子を写真で確認したいというご要望をしてみてください。
屋根が乗れば確認はできません。手抜きや品質を落とすこともできるところでもありますから確認は大事です。
こちらのお宅で使用するルーフィングは「ゴムアスファルトルーフィング」です。
アスファルト素材だけの場合、熱に弱く暑い夏には溶け出してしまい、寒い冬には硬くなってヒビや割れてしまうのが弱点です。
そこにゴムをはじめとしたポリマーやプラスチック、合成樹脂などを添加して弱点を克服して強化したのが「ゴムアスファルトルーフィング」です。
ルーフィングは軒先から棟先に向かって重ねる部分を取りながら貼っていきます。
水が上から下へはけていくように棟先が一番上に重なるということですね。
ひとことで屋根といっても形はさまざまです。
屋根の「谷部」や「棟」「下屋根と壁の取り合い部」などは雨漏りが多くみられる場所で貼る作業に技術が必要です。
ルーフィングシートの役割はとても重要です。
その性能と種類を知識にして、良い製品を選び使っていただくことをおすすめします。
ルーフィングについての詳しい説明はこちらへ
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