こちらのお宅では、前回までに屋根と外壁、ベランダを高圧洗浄をおこないました。
しっかり乾燥させ、塗装の準備として養生をしていきます。
それではまずは屋根から塗装に入ります。
スレート材にヒビが入っている箇所があります。
塗装前にヒビにそって補修材を充填します。
大きく欠けているような場合は部分交換が必要になります。
下塗りは外壁素材との密着力を高めて、耐性に優れた屋根の塗膜を作ります。塗布後は半日以上乾かし、次の中塗りに入ります。
下塗りは屋根材に直接塗るベースとなる工程です。
下塗りに使用する塗料は中塗りや上塗りとは役目も中身も違う塗料を使います。
ここでしっかり外壁材との付着力を作っておかなければ、中塗りと上塗りの塗料が密着していきません。
中塗りです。
外壁の色を決めた塗料を使い、色塗りとして1回目の塗装です。
1回目だけでは、色ムラや塗り残しが出てくる場合がありますので、その上に上塗りを重ねていきます。
上塗りです。
中塗りと同じ塗料を使い、色ムラや塗り残しをカバーしていきます。
色ムラや塗り残しは、塗料の性質上で技術が低いわけではないのです。
そのような理由から、2段回で色つけ工程おこなうことで塗膜に十分な厚みを持たせることができるのです。
ここで疑問がわきますね。
それならば厚めに塗って1回で済ませればいいのでは?と。
塗料にはそれぞれに1回の塗布量が決まっているのです。
厚い塗膜は何度も塗り重ねて層を厚くしていくことでできていくので、2段回塗りをするわけです。
外壁の素材などによっては3回、4回塗ることもあります。
分厚く1回で塗っても塗膜はできず、気泡やふくれの原因となることもあります。
「1回塗りで塗布量を増やしますから問題ありません」と言う業者もいますので、業者選びには細心の注意が必要です。
こちらが塗装前です。
見違えるほどのツヤが出てしっかり塗膜ができているのがわかりますね。
今回上塗りに使用した無機塗料は紫外線に強く劣化しにくい、超耐候性です。
耐用年数は25年といわれています。
これで屋根の塗装が終わりました。
次回は外壁塗装の様子を紹介します。
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