入間市で屋根葺き替え工事の為の既存瓦撤去
本日は既存瓦の撤去についてご説明させていただきます。
お施主様は瓦屋根は重くて地震、災害に弱いと気にされていたのでKMEWのルーガでの葺き替えをご提案させていただきました。既存のセメント瓦は1坪148Kgに対し今回ご提案させていただいたルーガは1坪64Kgと約半分の重量を実現しています。
セメント瓦、陶器瓦などはすべて手作業で一枚一枚剥がしていきます。剥がすスピードや剥がした瓦を積んでいく精度は熟練の職人さんなくしては成り立ちません。葺き替えは一日で防水までの工程を必ず達成しなくてはなりません
8時に作業を開始して10時までには瓦を剥がし終わります。瓦を剥がすと昔のルーフィングが確認できます。築30年ですと昔のルーフィングがビニール製で熱に弱くちじみやすくなっています。一部屋根の下地(木部)が見えていますね
実はこの下葺き(ルーフィング)が非常に重要な役割を担っています。普段の雨などでは考えられませんが台風などの場合はいくら瓦といえども(昔の瓦)雨水が浸入します。ルーフィングはその雨水を下まで通さないように防ぐ役割があるのです
瓦桟をとっていき掃除をしていきます。この掃除がポイントでしっかりと埃やゴミをほうきとちり取りでとっていきます。弊社の剥がし専門の職人さんは年間に約380棟の屋根を剥がしています。おそらく埼玉県では一番瓦を剥がしているでしょう。
真夏の剥がしなどは暑さとの闘い、熱中症との闘い、ゲリラ豪雨との闘い、などがありとても大変なお仕事です。しかし職人さんはその様な危険を予知しまた予防しながら仕事を進めていきます。正にプロですね
しっかりとそうじが終わったら下地の合板を貼っていきます。掃除の精度が悪いと合板と既存の屋根の間に土などが挟まりサンドウィッチ状態になり下地の合板が浮いてしまいます。
下地ができたらゴムアスルーフィングを敷いていき雨養生します。ここまでを一日で施工しなくてはなりません。
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