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狭山市で築35年のセメント瓦を軽量高耐久屋根材セネターに葺き替えました
築35年のセメント瓦を一度もメンテナンスしたことなく屋根がどうなってるかも心配で更に地震が来た時の事がとても心配なので一度屋根を調査してほしいと施主様からご依頼がありました。調査を実施したところ瓦のズレ・割れなどは確認されませんでしたが塗膜が剥がれてしまっていてセメントの地がむき出しの状態だったのでちょうど葺き替え時期を迎えていますとお伝えしました。
セメントの瓦を一枚一枚丁寧に剥がしていきます。職人さんが一人で瓦を何枚くらい持ち運びできるとおもいますか?若い職人さんで約8枚くらい年輩の職人さんで約5枚くらいが平均です。重さにすると約36kgを屋根の傾斜で足元が悪い中運んでいます。慣れている職人さんじゃないと転んでしまったり屋根の野地を抜いてしまったりと簡単ではない仕事です。
約500枚強のセメント瓦を降ろし終えたら次の工程に移ります。瓦桟を一本ずつバールとゲンノ(瓦屋専用金槌)で剥がしていきます。ここで気を付けなければなりません。おそらく屋根の葺き替えをした職人はほとんどの人が同じ過ちをおこしております。それは古くなった釘の頭のお皿が取れて針状態になってしまいその釘を踏んづけて出血するというケガです。地味に痛いです。
釘に気を付けながら瓦桟を剥がし終えたら掃除をしていきます。瓦の下を見る機会なんて施主様には絶対にないですよね。意外と瓦の下には土嚢袋で20袋位の土埃がたまっているんですよ。しかし安心してください弊社はしっかりときれいになるまで屋根を掃除を致します。
次に12mmの野地合板を貼っていくのですがここでまた注意しなければなりません。屋根の上で自分よりも大きな合板を持ち運びするのですが突風が吹くと風をまともに受けてしまい凧のように合板ごと身体がもっていかれてしまいます。非常に危険です。
いろいろな危険を乗り越えゴムアスファルトルーフィングを敷き防水します。ここまでの作業を一日で仕上げなくてはなりません。職人さんも3~4人は必ずいなければここまでの工事を達成する事は出来ないでしょう。
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