雪害による屋根の雨漏り被害の備え
2019.01.09
こんにちは。今朝は風が強くとても冷え込みますね。本日もたくさんの現場にお伺いさせていただいております♪今週末には埼玉でも雪が降るかも・・・？という、予報も出ていますが、雪が降る前にお家の屋根や雨樋などしっかり対策をし備えていきましょう。 近年、このあたりでも大雪になることが増えて…
屋根の雪止めがどうして必要なのか？
普段、雪の対策に慣れていない地域では雪にたいする備えができていないお家も多かったりします。
雪の重みでカーポートが潰されたり、雨樋が歪んだり、などなどいろいろな破損やトラブルが
発生したのを目にしました。
今年も本格的な冬の前にしっかり、突然の雪にも対応できるお家に備えていきましょう！
こちらが雪止めです。
雪止めとは…？
屋根に積もった雪が滑り落ちないように雪を引っかけるための部材です。
どうして雪止めが必要なのか…？
逆を言えば、豪雪地帯の方が雪止めがなくても大丈夫な事が多いです。
豪雪地帯では毎日のように屋根に積もった雪をおろすので、その際
スコップを屋根の表面を滑らせて雪をおろすのに、雪止めがスコップに
引っ掛かり、スムーズに雪降ろしができなくなってしまうのです。
ともに、積もる雪の量が半端ではなく、何メートル、何トンもの重さになるので
雪止めの金具が曲がってしまい、役に立ちません。
ですので、中途半端に雪が降る地域こそ、雪止めが重要な役割を果たす
事になります。
瓦と雪止めが一体化して見えますね。
雪の重さは想像以上にあります。おととしの関東の大雪の際にカーポートが
よく押し潰されて、倒されているものを見かけましたが、雪であそこまでの
ものを倒せるくらいの重さと考えると、とても恐ろしいですね…。
それが人の頭の上から落ちてきたら…と考えると、とても怖いです。
そのような不慮な事故を起こさないためにも、雪止めは必ず必要といえる部材に
なります。
人の上に雪が落ちる心配だけではなく、屋根の上から滑り落ちた雪が隣接するお家の
敷地にまで落ちて、他人のお家の基材や物を破損させてしまう危険もあります。
そのようなトラブルを防ぐためにも、雪止めを始めからつけておいた方が
安心です。
自分のお家を破損させてしまう事も多々あります…。
滑り落ちてきた雪の重みで、雨樋が歪んだり、雨樋を支えている金具から根こそぎ
外れてしまったりなど、様々な修理が相次ぎました。
雪止めは後付け可能です。
お家の屋根、一度確認してみて下さい。
雪止めがない場合、雪が降る本格的な寒さがくる前に設置しておきましょう。
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