破風と鼻隠と呼ばれている場所をご存知でしょうか?
切妻と呼ばれる三角屋根の側面に山型に取り付けられているのが、「破風」です。
神々しく装飾されている神社や仏閣の破風を想像する方もいるかもしれませんが、破風は美観をよくするためという目的以外にも重要な役割があります。
屋根は上からの風には強いのですが構造上、側面や下から吹き上げる風には弱いのです。
そこで破風が屋根が吹き飛んでしまわぬように、文字通り風を破り屋根の弱点をカバーして守っているのです。
屋根の側面から雨風が屋根裏へと入り込むのを防ぐ役割でもあります。
破風の環境は屋根や外壁よりも過酷で、雨樋が設置されている鼻隠と比較すると直接雨風を受け紫外線や太陽光にさらされる分、圧倒的に傷みが早く劣化しやすい場所です。
破風は木材を使用していることが多いので、防水性が失われていくと腐食が進んでしまいます。
そもそも屋根裏への雨の侵入を防ぐ破風自体が腐食してしまっては、建物を守っていけません。
とはいえ過酷な環境におかれている破風ですから、経年劣化は避けられません。
台風や集中豪雨はいつ起きるかわかりません。
劣化の対策をするには、どのようなものがあるのでしょうか。
補修の費用を安く抑えられるのは、劣化が進んでしまう前に定期的な塗装を施します。
高い場所での塗装には足場の設置が不可欠なので、屋根や外壁のリフォームの機会に一緒にメンテナンスすることをおすすめしています。
劣化が激しいときは、新しい破風への交換をおこないます。
交換は台風などの強風が原因であった場合は、風災として認定されれば火災保険が適用できることもあります。
詳しくは、街の屋根やさん所沢店にお問い合わせください。
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一方、混同してしまいがちですが、屋根の軒先に設置されているのが「鼻隠」で雨樋を取り付けられている場所といわれるとわかりやすいかもしれません。
こちらも破風と同様に風や雨を分散させて屋根の内部への侵入を防いでいるので、過酷な環境にさらされている状況は変わりません。
雨樋がある分、多少破風よりは劣化が防げるのですが雨樋がゴミで詰まっていて雨水が溢れてしまったり、傾斜が壊れ雨水が流れ出てしまうなどの不具合があると鼻隠に雨水がかかり腐食の原因になることがあります。
鼻隠の劣化対策もやはり、定期的な塗装が一番です。
塗装の際は、雨樋を取り外しておこなうので雨樋も一緒に塗装をおこない、劣化が激しいときは交換することをおすすめします。
破風も鼻隠も、屋根を助けながら屋根と一緒に建物を守っている重要な存在だということですね。
破風と鼻隠の補修と修理は、街の屋根やさん所沢店にお任せください。
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