軒天とは?
建物から外側に付き出ている屋根の裏側が、軒天です。
最近では、軒天のない住宅も増えていますが、軒天屋根の裏側の美観のためだと思っていませんか?
じつは地味な存在ながら、雨漏りから建物を守っている重要は場所のひとつなのです。
風のある雨の日は、軒天がない家では窓を開けていたら、雨が吹き込み室内を濡らしてしまいます。
一方、軒が長くつき出ていれば、雨を遮ってくれるので雨でも窓を開けていられます。
また、軒があれば雨が外壁にあたりづらくなるので、傷みや劣化を遅らせて建物を守ってくれるというメリットもあります。
軒先が長い家と短い家を比較すると、軒の短い家の方が5倍も雨漏りしやすいということがわかっています。
そんな重宝される軒天ですが、とても傷みやすい場所でもあるのです。
軒天に雨染みがあるという時は、軒天につながるどこかの不具合という可能性が考えられます。
例えば、屋根の不具合、雨樋の不具合、強風の中の豪雨などが原因で軒天に雨が回って起きた雨染みです。
常に湿気を帯びている雨染みの場所は、やがて腐食が進みます。
そして、剥がれてしまいます。
さらに、劣化が進むとこのように穴が空いてしまうこともあります。
穴が空いてしまった軒天には、小動物が出入りして棲みついてしまうということがあります。
そうなると、天井裏を歩き回る音や糞尿の被害に悩まされることになるという事態に発展してしまいます。
また、棲みつくのが鳥の場合はさらに違う問題が出てきます。
鳥が巣を作り卵や雛がいたら、鳥獣保護法の8条で禁止されているので無闇に捕獲や撤去はできないのです。
雛が巣立っていなくなるのを待ってからでなくては、撤去ができないのでリフォームを先延ばしせざるおえない状況になってしまうのです。
穴が空いてしまうとそこから雨も入り込み、屋根裏に湿気が溜まります。
その湿気で野地板などの屋根材が徐々に傷み、腐食が進みます。
室内へ雨水が侵入してしまえば、雨漏りにつながることにもなってしまいます。
屋根の裏側で室外の部分だからと、放置していると建物に深刻な不具合が起きてしまうことになるのです。
穴が空いてしまったら、屋根裏の点検をおこない剥がれや腐食などがあれば軒天を撤去して補修することになります。
撤去したら新しい下地材を施工していきます。
そして、塗装をおこなっていきます。
下塗り、中塗り、上塗りの順で外壁と同じように3回塗布していきます。
補修と塗装が終わった状態です。
ベニヤ板が剥がれ、穴まで空いていた軒天も修繕をしっかりおこなえば建物の寿命は延ばせます。
耐久性も高めることができます。
こんな状態にお困りではありませんか?
・軒天に雨染みがある。
・軒店に剥がれているところがある。
・黒くかびのようなものが広がっているところがある。
そんなときは、街の屋根やさん所沢店にお任せください。
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