都心部に建つ最近の家には、特徴があるのですが
お気づきでしょうか?
そう軒下がない、箱型の家が多いのです。
ひと昔前まで、 軒下には干し柿やらとうもろこし 大根 玉ねぎなどが
吊るしてあったものだというのにです。
あの干し柿などが下がっていた屋根の延長こそが 軒下と呼ばれるもので 今の生活では 目に映る映像と言えば軒下のない家ばかりなので 言われないと忘れかけてしまっていますよね。
疑問に思いませんか?
なぜ 昔ながらの軒下のある家がなくなってきているのかということを。
謎を解く鍵は、都心部に集中しているということです。
それは、狭小な土地ギリギリまで居住空間を確保するので 軒が作れないというわけです。
軒下ゼロの家には、こんなメリットがあるのです。
居住スペースが広くとれることに加え 自然光が降り注ぐので
部屋全体が明るいということと 窓の設置を工夫すれば 日中は電気をつける時間が短縮できます。
軒を長く作ると、材料費や施工費用が上乗せされてしまうので
建築費用が抑えられるという最大のポイントもあります。
そして、こんな間借りをお願いされることもありません。
しかし、どんなことにもデメリットもあります。
直接、日光を受ける時間が長くなる外壁は 劣化しやすくなり
紫外線に弱いシーリング材の傷みは 雨漏りの原因となっていきます。
雨にさらされるので、小さなクラック(ひび割れ)から 雨水が回りやすくなるのです。
また、雨や日光が窓から降りこむので 床材が傷んだり 日焼けした状態になりやすいと
いうこともあげられます。
そのため、軒施工の費用が抑えられたとしても 外壁劣化からの雨漏りなどで
後のメンテナンス代の方が 高くついてしまうこともあるのです。
一生に一度の大きな買い物である住宅に、長く大事に住んでいきたいというのは
誰もが願ってやまないことですよね。
ぜひ、どんな小さなことでも お気づきのことがありましたらご相談ください。
徹底した調査と、点検で
住宅の健康寿命を伸ばすお手伝いいたします。
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