新しく建つ家は、その時代を象徴していることが多く、軒下ゼロの家や片流れの屋根は まさにその例ですね。
屋根の形状はさまざまで、切妻や寄棟といった一般的な屋根をはじめ金属屋根や、傾斜が一方向しかない片流れの屋根、瓦屋根などがありますが、その屋根の一番高い場所に設置されている換気棟をご存知でしょうか?
『換気棟?』
聞き慣れない言葉ですが「かんきむね」と読みます。
「棟」は 屋根の一番高いところという意味です。
その名のとおり、屋根の一番高いところに設置する屋根裏の換気口のことを「換気棟」といいます。
軒先や妻換気から外気を取り入れ、暖かい空気は上昇する性質を利用し、最も高い換気棟で排気を行うという、自然の摂理を利用した効率の良い換気の方法です。
最近はコロナの影響で、みなさん換気にはかなり気を使っていることと思います。
こまめに窓を開けたり、換気扇を回しっぱなしにしたり。
じつは お部屋以外にも換気を必要としている場所が「屋根裏」なのです。
換気棟は、こんな人たちに役立ちます。
● 西日で暑い
● 家の中で熱中症になった
● 光熱費を抑えたい
● 小さいお子様がいる
● ご高齢の家族がいる
● 冬は寒い
たとえば、これからの暑い夏、直射日光の熱が屋根に伝わり屋根裏は60度〜70度の熱だまり状態に。
いくら断熱効果を高めたところで限界があり、その熱は2階の室内に伝わります。
結果 冷房の効きは悪くなります。
家の中でも熱中症になりますから、お子様やご高齢の家族がいらっしゃる場合は、その予防としてますますエアコンをフル回転しなければいけなくなります。
そうなると、なかなか光熱費を抑えることは難しくなってしまいますね。
換気棟があると熱や湿気を外へと逃してくれるので、室内は温度が安定し過ごしやすくなります。
エアコンの使用が少なくなれば光熱費の節約にもつながりますね。
また、冬は湿気も逃してくれるので結露対策にもなります。
やっかいな湿気や結露などは、住宅の見えない部分で発生することも多いので
知らない間に住宅が傷み、耐久性の低下で寿命を短くしてしまいます。
換気棟があると、住宅を長持ちさせることができるのです。
当社ではどんな屋根材でどんな形状の屋根でも、ほぼ取り付け可能です。
瓦屋根専用の換気棟や、屋根の傾斜が一方向にしかない片流れの屋根にも
専用の換気棟で対応できます。
快適な生活を送るうえでとても重要な役割の屋根裏換気を
この夏の対策として、ぜひご検討ください。
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