軒天材の種類のケイカル板、スラグ石膏板の特徴とは? 入間市
こんにちは!
本日は雨漏りすることも多い
「軒天」についてです。
実は軒天の部材にも色々な種類がありますので、その性質や特徴も違ってきます。
では、種類ごとにどういった違いや特徴があるのでしょうか?
軒天の部材には系統として「不燃系」と呼ばれる部材、
「木材系」の種類の部材と2種類があります。
そのため、今回はまず
「不燃系」と呼ばれる軒天材からその性質を見ていきましょう。
① ケイカル板(=ケイ化カルシウム板)→ 主な構成としては
珪藻土、水酸化カルシウム、そして
石綿(アスベスト)などが主成分の合板です。
一昔前はアスベストは使われていましたが、現在では国産のケイカル板には使用されていません。
湿気や水分の影響で伸び縮みしないですので、住宅の様々な場所で用いられています。 しかし耐久性や耐火性は他の不燃系部材と比べると劣る部分があります。
② スラグ石膏板(=エクセルボード)→
スラグと呼ばれる鉱物から素材を抽出した後の残りに
、石膏を混入し固めたものになります。
耐火性や断熱性が優れているため、軒天を含め多くの住宅部材で使われています。
メリットとして低価格、施工が容易ですが水に弱い面もあります。
③ フレキシブルボード
→ 主にセメントと補強繊維で構成された頑強な部材になります。
強度や耐久性が高く、また耐火性ではトップクラスの性能がありますが、重量がかなりある部材です。
軒天以外にも、内装の天井や内壁などに用いられることもあります。
④ 金属系→
ガルバリウム鋼板、
アルミスパンドレルなどの金属板を使用した軒天もあります。
特徴としては不燃系の軒天材の中でも軽量で、さらに耐火性も高いというメリットがあります。 ただし、金属性ですのでサビが起きてしまうという面もあります。
軒天材は特徴を把握し、適切なものを取り入れましょう!
軒天は外壁や屋根と同じく雨や風の影響を受けて
雨漏りなどの不具合や破損などが発生しやすい箇所になります。
それぞれの種類にメリット・デメリットがありますので、
お住いの環境や気候などに合わせて適切なものを選び、
補修やメンテナンスも行っていくようにしましょう!
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