その理由の一つとしてはやはり生涯ランニングコストを減らせる点です。
高い塗料は費用はもちろん上がりますが、その分耐久年数が長いメリットがあります。
そのため、1回あたりの塗り替え費用は高いですが、塗り替えそのものの回数は
少なくなりますので、その分長期的に見るとお得になる可能性が高いです。
そのため、上記図のように50年といったような長期でしたら、
高性能で機能性の高い塗料を検討してみてもよいでしょう。
また、注意する点としては2回目以上の塗装の場合です。
安い塗料ですと比較的短期間で塗り替えることが多くなるかと思いますが、
度重なる塗装作業はその下の下地材の劣化を激しくしてしまい、
塗膜の持ちが悪くなってしまうというデメリットがあります。
さらに言えば、塗り替えの度に足場代や職人の人件費、洗浄代なども掛かりますので、
短期間で手放すなどの予定がなければ、基本的には高くても良い塗料がいいかもしれません。