防災対策では自分自身の安全をまもるために一人一人が取り組む「自助」が大切とあります。
「自助」とは、周囲の人と助け合う「共助」のためにも、まずは自分の家の安全対策や災害時の身の守り方などを前もって必要な対策を取っておくことです。
避難場所や避難経路を知っておくこと
ライフライン停止に備えて日頃からの食糧や水の備蓄をしておくことが大事です。
感染症対策に使用するマスク、消毒用アルコール、ハンドソープ、体温計なども備えておく。
安否情報の確認方法を家族で決めておくなどが上げられます。
「ハザードマップ」によって自分の住んでいる地域の状況を確認しておくことも大切ですね。
ハザードマップは、よく耳にするようになりましたが「災害時マイ・タイムライン」はご存じですか?
いつ、どのような行動をとれば身を守ることができるかを考え、準備をしておくために国や県の各自治体が「マイ・タイムラインを作ろう」と作成手順などを公開しています。
時間を追ってやるべき事を書き出します。その一例をご紹介します。
「台風発生~洪水発生の1日ほど前」
・天気予報を注意して情報を知る
・家族の今後の予定を確認
・非難する時に持っていくものを確認する
・車にガソリンを給油する
・服用している薬があれば病院に行って多めにもらっておく
・家の周りに風で飛ばされそうなものはないか確認
・ハザードマップで避難場所と避難経路を確認
「洪水発生の半日前~3時間前」
・インターネットで「川の防災情報」を検索して川の水位を確認する
・車を高台に移動させる
・非難しやすい服装、靴にする
・携帯電話の充電をする
「3時間前」身の安全を確保する時期
・安全な所への非難を完了する
風水害に備えて台風発生から洪水発生までの間に「いつ、何をするか」タイムラインを考えていくことが命を守る行動になるわけですね。