陸屋根とは屋根部分に勾配がない平らな屋根のことです。
このような感じで尖った屋根のない、真四角のように見える家の屋根のことです。
家のカタログなどでよく見かけませんか?
注目すべきはこの構造にすることのメリットの多さです。
・外観がスタイリッシュで高級感がある。
キューブ型とも呼ばれていますが、意匠性の高さが魅力です。
・室内空間が広く取りやすい。
傾斜のある屋根ではとかく屋根裏が無駄になりがちですが、陸屋根には屋根裏がないので天井高を確保できます。
・屋上スペースを有効活用できる。
庭園や家庭菜園を作る
バーベキューをする
洗濯物を干す
ソーラーパネルを設置して発電する
など 多彩な活用法があります。
・メンテナンスがカンタン 。
陸屋根は人の出入りを前提に作ることがほとんどなので、メンテナンスに足場を組む必要がなく登ることができます。
また、清掃などもカンタンにできます。
・強風で屋根が剥がれたり、飛んだりしない。
陸屋根には軒がないので風の影響はほとんどありません。
陸屋根のデメリットはどうでしょうか?
・雨漏りの可能性が他の屋根に比べて高い。
傾斜のある屋根の場合、雨は屋根を伝い雨樋が受け排水口へと流れますが、陸屋根では雨が全て屋上にたまります。排水口がゴミや落ち葉でふさがれしまっていると、水がいつまでもはけず防水シートの劣化を誘発してしまいます。
・外壁の通気が取りにくい。
陸屋根と外壁の境界線がパラペット(屋上・バルコニー・屋根の周りにある低い立ち上がりになっている壁)になっていると、通気構法として機能する前に雨漏り対策として 笠木で覆ってしまうので通気が遮断してしまうのです。
通気が壁内でこもりがちになるので結露を招くことになり その結露からカビが発生したり木材が腐敗してしまうこともあります。
・陸屋根の下の部屋が暑くなりやすい。
天井に断熱を施していても、切妻屋根などのように屋根裏で暑さを緩衝するこができないので どうしても屋根の真下の部屋はダイレクトに暑さが伝わってしまいます。
対策としては、屋上に木を植えたりガーデニングを広げたり緑化することです。
遮熱・断熱の効果が見込まれます。
その際に気を付けなければいけないのは、耐荷重で土の重さに加え 雨水もため込むことになるので専門家への相談をおすすめします。
・メンテナンスに費用がかかる
屋根の形状がフラットなので紫外線がまんべんなくあたり、雨水もたまりやすいため防水層の劣化を早めます。そのため定期的な防水工事が不可欠です。
防水の方法は、塗膜防水・シート防水・アスファルト防水の3つの中から決めます。
改修工事のタイミングは環境にもよりますが、概ね10〜15年程度が目安です。
防水の詳しい説明とお問い合わせはこちらをご覧ください。
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入間市の皆様、いかがだったでしょうか?
メンテナンスは頻繁にするものではないけれど、費用も決して安いわけではないのですから今回もその次もと長いスパンで相談できる業者を選びたいものですね。
街の屋根やさん所沢店では、陸屋根全体をまとめて改善・補修をいたします。
小さなことでもお気軽にお問い合わせください。
所沢市、入間市、狭山市、飯能市、日高市、川越市などへ調査・相談・工事に
伺えます!ご相談下さい。
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