その他、ルーフィング材選びで重要なポイントとしては下記のような点があります。
POINT① 10年後の止水力
アスファルトルーフィングの耐久性は一般的に10年と言われています。
しかし、当然10年でいきなり劣化するわけではありませんが、止水性は徐々に低下していくので、
ルーフィングも10年後も止水力をある程度保てる耐久性が必要となります。
POINT② 重量で変わる作業性と耐震性
高所で作業を行う関係上、重さが軽い方が良いとされています。
また、耐震性を考える場合には屋根のルーフィングも少しでも軽い方が良いでしょう。
POINT③ タッカー不要の粘着性
ルーフィングシートは多くのものはタッカーと呼ばれるホチキスのようなもので貼り付けますが、
正しく止めないとその穴から漏水してしまう場合があります。
そのため、近年では貼り付けるだけのタイプも開発され増えてきました。
漏水をより防ぎたいということであれば粘着性のルーフィングシートを選ぶことも良いでしょう。