地震、台風、大雨など災害の不安に便乗する卑怯な「悪徳商法」「詐欺」が増えています。
消費生活センターや警察に寄せられた建物に関する相談の例です。
・日に3,4回訪問されて屋根の葺き替え工事契約を迫られた。
・このまま放置すると雨漏りすると言われ高額な契約をさせられた。
・豪雨で雨漏りして修理したらさらにひどくなった。
・突然訪問した業者に屋根のシート掛けの補修を進められて30万円を支払った。
後で確認すると薄いビニールシートをテープで貼り付けただけのずさんな内容だった。
以上のように、災害の後にお住まいの修理に関する相談が多く寄せられているそうです。
「早く工事しないと大変なことになる」など不安をあおって契約を急がせたり、工事内容についてあまり説明せずに工事をして高額な請求をするケースが見られます。
慌てずに複数の事業者から見積もりを取ったり、周囲に相談すること。安心して依頼できる業者について日頃から情報を集めておくことも大切です。