しゃちほこで有名なのは、名古屋城の天守の両端にそびえる金のしゃちほこですね。
しゃちほこっていったい何?シャチなの?龍なの?と思いませんか?
奇妙な生物感ありありですよ。
頭は龍、口には鋭い牙があって、動体は魚、背中には棘がある。
こんな生き物がいたら怖いです。
じつは、中国の人が空想上の動物を考えて「シャチ」と名前をつけたそうです。
海にいる「シャチ」は全部まとめてクジラと呼ばれていて、明治になってやっと「シャチ」という名前をもらったそうです。
なのでしゃちほこの方がずっと歴史があるシャチだったのです。
しゃちほこの「ホコ」は、屋根の上で尻尾が天に向かって逆立ってますよね。
それがまるで「鉾」のようなので 「しゃちほこ」となったそうです。
そして、何でしゃちほこが屋根にのっているのかですけれど、「火除けの守神」だったのです。
もともとしゃちほこは雨を降らせる力を持っているとされ、火事になったときは、水の生き物である「しゃちほこ」が水を噴き出し延焼を防ぐといわれてきたことにあります。
とはいえ、日本全国でしゃちほこを屋根に乗せられるわけではないので、しゃちほこがいなくても火事から建物と住人を守らなければなりません。
そこで燃えにくくて丈夫で長持ちの屋根はどれなのか、その機能を長持ちさせるための補修の方法を解説していきます。
金属屋根は耐火性が高いです。
地震のときも壊れにくい割れにくいという特徴もあります。
「ガルバリウム鋼板」といって鋼板をもとに「アルミニウム」と「亜鉛」からのメッキ層でできた合金メッキ鋼板のことをいいます。
特徴は耐久性が高い、加工しやすい、サビに強く軽いという機能を持ちながら価格もお手頃とリフォームにおすすめの屋根材です。
こまめな点検と悪天候後の点検で、寿命の長い屋根にすることができます。
ただデメリットとして柔らかいので傷がつきやすく、その傷からサビが発生してしまうことがあります。
サビを放置してしまうとそこから腐食が進みます。
腐食したところはやがて穴があき、穴から雨水が侵入して雨漏りを起こします。
屋根の確認はご自身ではなかなか難しいですが、一部がサビてきているという段階であれば
その部分の交換のみで済みます。
建物のダメージからも費用という面からも、できればこの程度の部分交換工事で終わらせたいものです。
その範囲を超えてしまうと、色あせてきたら撥水効果が落ちてきているサインです。
「塗装」をして機能回復します。
サビや腐食が激しく進んでしまっているようなときは、「屋根カバー工法」といって屋根を屋根でカバーします。
屋根が二重になるので断熱性が増すというメリットもあります。
さらに屋根材の下にある防水紙や野地板という下地までが劣化してしまっていたら、全面的な屋根の改修が必要になってきます。「屋根の葺き替え工事」ですね。
大きな屋根のリフォームになってきます。
現在お住まいのお家の屋根の状態がどのレベルなのかの判断は専門業者でなければなかなか難しいのですが、「雨漏り」というのが一つの判断基準になります。
屋根材の下にある防水紙がしっかり機能していれば少々のことでは雨漏りはしないのです。
雨漏りが発生したとなると、すでに防水紙とその下の野地板までがボロボロになっているという可能性は大きいです。
定期的な点検は建物を長持ちさせるためにとても大事です。
ガルバリウム鋼板屋根のチェックと段階別工事の方法を知りたい方は
こちらをご覧ください。
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