下塗り材には色々な種類があることが分かりましたね。
つづいては外壁材に合った下塗り材の選び方についてです。
それぞれに特色がありますので、既存の外壁にあわせて適切な下塗り材を
選んで正しく施工することが重要になります。
① シーラー
主に窯業系サイディングボードに使用します。施工性が良く、上塗り材との
密着性も高いですが、隠蔽性はないので割れや欠けがある下地には不向きです。
② フィラー
主にモルタル下地に使用します。シーリングの上の塗膜割れ防止のために
シーリングの上に塗る下塗り材としても良いです。
シーラーに比べて密着性は劣るので用途によって使い分けが必要です。
③ プライマー
トタンや鋼板など下地が金属の場合に使用します。
プライマー系塗料によっては錆止め効果があるものもあります。
④ サーフェイサー
モルタルなどヘアークラックが入りやすい下地や窯業系サイディングボードに最適です。
隠蔽性が高いので止まり外壁の色をがらりと変えたい場合におススメです。