外壁や屋根の塗装前に知っておきたい溶剤系塗料と水性塗料の違い
こんにちは!
本日の屋根工事コラムは塗料の種類についてです。
外壁や屋根塗装のリフォームが初めてという方にとっては、
「水性と溶剤はどう違うの?」「弱溶剤って何なの?」など、
その性質については聞く機会はなかなかないかと思います。
そこで、今回は水性塗料と溶剤系塗料の違いを中心に見ていきましょう。
まずはそもそも「塗料」は何でできているかご存知でしょうか?
DIYなどでペンキなどを扱われる方もいるかと思いますが、
意外と知らないですよね・・・自分もそうでした。
簡単に表すと上の図の様になります。
顔料 + 樹脂 + 添加剤 + 水もしくは溶剤
というのが塗料を構成する物質になります。
そして図の様に顔料、樹脂、添加剤の3つに加えて最後に水を加えたものが「水性塗料」
逆に顔料、樹脂、添加剤の3つに加えて最後に溶剤を加えたものが「溶剤系塗料」
となるんですね。ちなみにシリコンやフッ素、アクリルなどは樹脂の種類になります。
そして防腐剤や可塑剤などは添加剤の種類になってきます。
構成する物質に違いがあることを説明してきました。
しかしそれ以外にもそれぞれ特徴がまた違いますので見ていきましょう。
<水性塗料>
・溶剤に比べてニオイが少ない
・価格は比較的安い
・密着性は溶剤系に比べて劣る
・揮発性有機化合物(VOC)などの有害物質が少ない
・気候や気温によって乾燥が遅くなったりする
<溶剤系塗料>
・ニオイがかなりある
・価格は水性に比べて高い
・密着性が良い
・揮発性有機化合物(VOC)などの有害物質が多い
・水性に比べて乾燥しやすく、気候や気温の影響受けにくい
主な特徴はこのようになってきます。
但し、溶剤系塗料に関してはニオイの少ない「弱溶剤」などの塗料もありますので、
色々な種類を見てみるのも良いでしょう。
街の屋根やさん所沢店でも、様々な塗装リフォームを行っておりますので、
興味のある方はぜひ、お気軽にご質問・ご相談下さい♫
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