天窓の歴史はその昔ヨーロッパで、成長期の子供によくみられたカルシウムやリンの不足による骨の病気「くる病」の予防のため考えられたとされています。
くる病はビタミンDの不足で起こる病いで、骨が伸びなくなってしまいます。
歩行異常 けいれん 筋力低下などの症状がみられ ビタミンDを摂取するには日光浴が効果的といわれてきました。
くる病の予防に日光浴を取り入れたいと思うものの、冬場は日照時間が少ないヨーロッパの
気候風土ではそれが叶いません。
そんな生活環境の中で考えられたのが天窓でした。
日本に天窓が取り付けられたのは明治のころで、公共施設や大型の商業施設が洋風建築で建てられたときに導入されたようです。
そのときの天窓の用途は「トップライト効果」としての役目でした。
天窓の最大のメリットは自然の光を楽しめることにあります。
通常の窓の3倍の採光が得られるといわれ、雨や曇りの日でも光を取り入れられます。
他にも
・窓との高低差で通風効果が高くなるので常に新鮮な空気が取り入れられます。
・天窓からの光で照明の使用量が抑えられます。
・狭小地でもプライバシーを守りながら採光と通気を確保できる。
・窓取り付け用の壁を家具などの有効スペースに活用できる。
・朝の自然光を浴び流ことで、体内時計が整い睡眠障害を防げる。
メリットの多い天窓ですが当然メンテナンスを怠れば、不具合が発生してきます。
メンテナンス時期を逃してしまうと起こりやすいのが雨漏りの誘発です。
天窓自体が耐用年数を超えてしまっていたり
雨水の侵入を防いでいる屋根材や防水紙が寿命を迎えていることなどが
雨漏りの原因となってしまいます。
天窓自体の耐用年数は30年といわれているのですが、天窓に問題がなくても
天窓に関わる部分の不具合や劣化が出てきてしまえば 天窓も傷んでいきます。
例えば
・防水紙の寿命で雨水が回り滞留している。
・鉛板の水切りが劣化し穴があいた。
・ビスが止まっていなくて抜けてしまいそう。
などが影響して雨水が回って天窓のフレームが腐食していたり
それだけにとどまらず、天窓を取り付けている下地の合板までもが腐食していることも。
さらに進むと
クロス下地まで雨水が入り込んでしまうと大きな雨漏り被害へと発展してしまいます。
もし天窓でお困りのことがありましたら、ぜひ街の屋根さん所沢店にご相談ください。
交換や撤去のご希望を伺いながら無料で点検・調査をいたします。
天窓交換の様子はこちらからご覧になれます。
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天窓はご存知の通り屋根に取り付けてありますので、工事を行う際には、足場仮設が必要です。
この足場仮設の有効活用もご検討ください。
定期メンテナンスが必要なのは天窓だけではありません。
雨樋交換や軒天の補修 屋根塗装などをまとめるとトータルコストが抑えられます。
別々に工事を発注すると都度、足場仮設を行う費用がかかるからです。
天窓にまつわる詳しい解説はこちらをご覧ください。
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