よく、お客様からご相談いただく雨樋のつまりについて書いてみようと思います。

意外と雨樋って、雨水よけだからって放置されることがよくあります。。。

じょうごに枯葉や土埃が溜まると、写真のように栄養豊富な土壌が出来上がり、草木が生えてきます。
このような状態になると、雨のたびに雨水が下まで流れることができず、軒樋に溜まってしまいます。

【じょうごとは】　横に伸びる軒樋とタテに水を落とす竪樋のつなぎ目に取り付けるもの
【軒樋とは】　　　軒先に沿わせて屋根面からの雨水を受ける樋の事
【竪樋とは】　　　建物の壁面に設置され、じょうごから地面の排水口にかけて雨水を流している部品

こちらは雨水が軒樋に溜まってしまっている写真です。このまま放置すると下記のような状態に引き起こすことになります。

①軒樋が傾き途中から雨水が垂れてきて、出窓などに当たり睡眠を邪魔されてしまう。
②曲がった部分が破損してしまうと、鼻隠板にダイレクトに雨水がかかってくる。
③鼻隠板が腐り、軒樋を止めいている金具がとれてしまう。

こうなると樋の掃除をするだけではなく、鼻隠板の交換工事や場合によっては劣化が早まった外壁の修繕が必要になってしまいます。

【鼻隠板とは】　軒樋を止める金具を取り付ける場所

雨樋の交換や、外壁の修繕を未然に防ぐためにも定期的な雨樋清掃、
すなわちメンテナンスが必要です。
定期的に点検を実施し、樋のつまりを防ぐだけでも家を守ることができます。

また、枯葉や風の多い地域にお住まいの方には、枯葉よけネットを設置することをお勧めします。

お気軽にお問い合わせください。