できうる対策は全て取って、業者もしっかりとした所を選んだとしても、
やはり予期せぬ天候の悪化やトラブルなどで塗料飛散が起きて揉める場合もあります。
そのため、もし塗料飛散でご近所トラブル、損害賠償を求められたりなどありましたら、
そんな時にどう対応したらいいかも、ぜひ知っておきましょう。
具体的には・・・
〇 塗料の飛散が発見されたのはいつ頃なのか?
→ 工事中や工事が終わった直後でしたら可能性はありますが、工事が終わってから
何か月も経過したあと、もしくは工事前に塗料が付いたという可能性もあります。
〇 塗料の付着場所がホントにそこまで塗料が飛散するのか?また色は同じなのか?
→ 付着した場所が塗装工事の場所と反対側の壁などにあるのであれば、可能性は低くなります。
また、同じ塗料かどうかも、色などを見て確認できるかもしれません。
〇 もし損害賠償などを求められた場合に、その金額が妥当なのかどうか?
→ 小さな塗料の飛散やほんの一部分だけなのに、百万、2百万などの高額な請求をしてくる、
やたらと不相応な要求をしてこないか? など
まずは落ち着いて、本当に自分に非があるのかを冷静に確認していくことが大事でしょう。
また、こうしたことに関連して
・付着した塗料をすぐに拭きとってしまう
・損害賠償など金銭の要求に対してすぐに支払ってしまう
ということは避けましょう。
基本的には、先に述べた業者が請負業者賠償責任保険に加入していれば、
あなた自身に過失がない限り損害賠償に応じて、お金を支払う必要はありません。
トラブルが起きましたらまずは業者に確認してもらい、
塗料飛散があった現場を見てもらう、そして相談することが最優先です。
予期せぬトラブルを避けるためにも、これらのことをぜひ知っておいて、
業者選びや塗装リフォームを検討してみてください!