塗装前に知っておきたい屋根用塗料の種類の違いや選び方
こんにちは!
今回の屋根工事コラムは屋根用塗料に関してです。
普段あまりじっくり見ることのない屋根ですが、建物を守る上で塗料は非常に重要です。
目にする機会がないからこそ劣化にも気づきにくいため、
塗装の際にはぜひ前もって特徴を知っておき、検討した上で耐久性の高いものを選びましょう。
まずは塗料の種類とグレードについてです。
簡単に概要や耐用年数等の比較をまとめました。
➀ アクリル塗料
特徴:値段は安いが耐久性は短い。短期間で塗り替える場合には良いかも?
② ウレタン塗料
特徴:価格面では比較的安く、汚れや色褪せに強い。塗膜の光沢が良いが、耐用年数としては短い。
③ シリコン塗料
特徴:現在、一般的に多く普及している塗料。耐久性と費用のバランスが良く、汚れや色落ちに強い。
また耐久性や防カビ性能にも優れている。
④ フッ素塗料
特徴:シリコンと比べると高価だが、
耐久性が高いのでメンテナンスの手間がかかりにくい。
また、耐候性も良いので比較的人気のある塗料。
⑤ 無機塗料
特徴:セラミックやケイ素などの無機物でできており、他の塗料と比較しても高い耐候性がある。
紫外線による劣化に強く、カビや苔なども発生しにくいため、長い耐用年数が期待できる。
また、塗料は水性塗料と油性系塗料とに分類できます。
2つの違いについて大まかに説明しますと・・・
➀ 水性塗料
メリット:価格が安く臭いも少ない。また環境面や人体への影響という観点でも良い。
デメリット:耐摩耗性が弱く、耐候性や機能面に関しては油性に劣る。
② 油性系塗料
メリット:塗料の密着が良く、機能面や耐久性に優れる。雨にも強い。
デメリット:価格が高く、臭いもきつい。人体や環境に影響を及ぼす可能性もあり。
という様にそれぞれまた違いがありますので、
塗装の際にはぜひこれらも知ったうえでリフォームも検討しましょう。
最近では水性塗料も油性系と同じくらいの耐久性をもった商品も販売されているそうなので、
環境や健康面を考えて水性塗料にするのも良いかもしれませんね♬
また、塗料に関しては下記リンクにも記載ありますのでご覧ください。
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