入間市 外壁塗り替え 塗装しない部分の塗料飛散を防ぐための養生
こちらは前回までに、高圧洗浄が終わりました。
これまでの様子はこちらをご覧ください。
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今回は、養生をおこなっていきます。
養生とは、塗装しない部分を塗料の飛散から守るため、ポリシートやマスカーなどを使って覆い保護していく工程です。
窓枠には、マスカーと呼ぶマスキングテープと養生シートが一体化したものを使っていきます。
粘着力はあまり強くなく、剥がした時にノリが残らず貼っていた材質を傷めることもありません。
また、塗装する場所としない場所との境界線をきれいに塗り分けるためにまっすぐなラインを作るように貼っていくという役割もあります。
養生を必要とする場所はたくさんあります。
写真のような換気口をはじめ、換気フード、エアコン配管カバー、ガスメーター、電灯、電気メーター、給湯器、雨樋など塗装しない付帯部をひとつひとつ保護していきます。
ガス給湯器を養生する際は、排気口部分を覆ってしまうとガスの不完全燃焼の原因となるので覆う部分に注意が必要です。
そして車や自転車、植物や塀まで養生をおこない多岐にわたって保護していきます。
植物の養生は長時間になると酸素や日照不足で枯れてしまうことがあります。
塗装をおこなう3日間程度の養生が理想です。
その他にも立地条件によっては、お隣の車や自転車までも養生をさせていただく場合もあります。
これだけ、念入りに養生をおこなうのは塗装の仕上がりにももちろん影響するからですが、万が一塗装しないところへ塗料が付着してしまった場合、シンナーや剥離材で落とさなければならず、とても苦労して落とすことになります。
そして、付着部が傷んでしまうことすらあるのです。
これだけ時間のかかる養生がいい加減な業者は、塗装の仕上がりも期待はできません。
塗料が飛散してしまった時の対応は、事前確認を必ず取り、信頼できる業者を選ぶことがトラブルを避けることにつながります。
残念ながら工事の利益を出すために、本来の養生をせずに塗装をおこなう業者も存在します。
大切なのは塗装工事の費用や使用する塗料のグレードだけでなく、悪徳業者を見抜ける知識を身につけておくことだということを覚えておいてください。
次回は屋根の塗装の様子をお伝えしていきます。
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