
2025.09.13
「屋根の点検をお願いしたい!」とご依頼をいただき、所沢市のお客さま住宅へおうかがいしました。今回のお客さまは、築13年目でこれまで定期的にメンテナンスを受けてくださっているリピーター様です。平板瓦で、太陽光パネルも設置されていました。定期点検のご依頼は屋根を長持ちさせるために非常…

こちらは作業員が実際に屋根へ上がって点検した様子です。屋根材には「トタン」が使用されていました。トタンとは鉄板の表面に亜鉛メッキを施した素材で、昔は戸建て住宅の屋根材としてよく採用されていた屋根材。
しかし現代ではガルバリウム鋼板など、より耐久性に優れた屋根材が普及しており、トタンは新築ではあまり使われなくなっています。今回のI様邸でも築年数の経過とともに塗膜の剥がれが目立ち、強風によって剥がれが広がっていました。
塗膜の劣化は屋根全体の寿命を縮める大きな要因となるため、早めのメンテナンスが重要です。
ご覧のように、トタン屋根の塗装はすでに剥がれが進んでいました。屋根塗装は紫外線や雨風との化学反応により徐々に劣化していきます。一般的に7〜10年を目安に再塗装が推奨されますが、今回のように剥がれが確認できる場合は早急な対応が必要です。
塗装が剥がれた部分は直接金属が露出してしまい、サビが発生しやすくなります。そのまま放置すると腐食が進み、穴あきに繋がる恐れもあります。
そうなると補修では間に合わず、大規模な屋根工事が必要になるケースも少なくありません。
屋根塗装を長期間怠ると、剥がれた部分からサビが広がり、金属部分に穴が開いてしまいます。穴あき部分から雨水が浸み込み、野地板や室内にまで雨漏り被害が発生するリスクがあります。
実際に今回ご相談いただいたお客さまも「母屋から見てすぐに塗装の剥がれに気づいた」とおっしゃっていましたが、早い段階で気づかれたのは大正解です。定期的な点検で小さな劣化を見逃さないことが、大きな工事を未然に防ぐ秘訣になります。
今回の点検結果から、まずはケレン作業で古い塗膜やサビを丁寧に除去し、その上で新たに防錆塗料を塗布する工程をご提案しました。下地処理をきちんと行うことで、塗料の密着性が高まり仕上がりも長持ちします。
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