こんにちは!
所沢市小手指のこちらのお宅は前回までに、屋根と外壁の塗装をするために高圧洗浄をして塗装の準備として養生まで終わりました。
いよいよ塗装を始めていきます。
これまでの記事は下記リンクからご覧ください。
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まずは下塗りのシーラーを塗っていきます。
上塗りの塗料を重ね塗りすればいいんじゃないの?という素朴な疑問がわいてきませんか?
よく聞くこのシーラーって塗らなきゃいけないの?と思いますよね。
もしも外壁塗装をDIYのペンキ塗りのノリでやってしまったらどうなると思いますか?
柵や塀などのペンキ剥がれの補修という感覚で外壁を塗ってしまうことはできないんです。
どうしてかというと・・・
外壁材には断熱機能はあっても防水機能はありません。
外壁材は塗装することで防水機能を備え、雨風などへの耐候性も備えるのです。
外壁に雨跡や汚れが目立ってきたというようなときは、ひびやシミなども確認できる場合が多く外壁の防水機能や耐候性が築年劣化で限界にきていることを教えているサインなのです。
外壁塗装というのは、単に塗装するということではなく築年劣化で防水機能や耐候性が落ちてしまった外壁の機能回復の工事を行うということなんですね。
そこでシーラーの役目ですけど
通常の塗装では、下塗り・中塗り・上塗りと3回塗装をするのですが
下塗り材は中塗り材・上塗り材の2つとは、全く機能も成分も違うものを使っています。
「塗料をしっかり密着させる」これがよく言われることなんですが
「外壁材への塗料の染み込みを防ぐ」という働きもしているのです。
つまり上塗り材がキレイに仕上がるために下地を整えておくという上に対しての事ばかりじゃなく下の外壁材のために余計な塗料が染み込んだりしてこないようにという、バリア的な働きもしているのが「下地」なんですね。
「下地強化剤」なんて呼ばれ方もしています。
女性のお化粧を考えるとよくわかるかもしれません。
いろいろな名目の塗るものが何種類かあって、お顔が出来上がるのと同じですね。
そして、中塗りと上塗りには、フッ素系塗料を使い仕上げていきます。
通常、中塗りと上塗りは同じ塗料を使います。
このフッ素塗料の特徴は
超高耐候性・超低汚染性・不燃性・親水性塗膜・防カビ、防藻・柔軟性と
ハイグレードな塗料です。
カンタンにいうと雨風に強く、汚れにくく燃えにくい カビや藻がつきにくいが
最上級だということです。
その分費用もかかりますが耐候年数は20年といわれているので、メンテナンスが少なくてすみとても長持ちします。
全体の仕上がりが楽しみですね。
次回は屋根の塗装の様子をお伝えします。
塗料について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
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