まず下地処理でシーラーを塗り補修していきます。シーラーは上塗り剤が下地に吸い込まれてできるムラを抑えるために、シールする役目があります。

そして、上塗り塗料との密着効果を高める接着プライマーを塗りクラック（ひび割れ）を補修していきます。

また、今回は破風のひび割れも起きていましたので、こちらは長期間の接着性が維持でき、耐久性も優れているオートンシーラーで補修をしていきます。

そして、いよいよ外壁塗装に入ります。まずは下塗りから。外壁塗装は下塗り→中塗り→上塗りの３つの工程で塗装をしていきますが、下塗りは上塗り塗料のムラをなくすための役割があります。

次は中塗りです。今回は耐候性・耐汚染性に優れたアクリルシリコン樹脂を使用し塗装をします。今回使用する塗料には防カビ・防藻性能があり、外壁に発生するカビや藻類などの発生を抑制する効果があります。

外壁塗装の仕上げは上塗りで気泡のあとを埋め、しっかり塗装をします。塗装の回数を分けることで、雨や紫外線に強い耐久性の高い外壁を作る事ができます。