さて金閣の屋根といえば
鳳凰像の話は外せません。
鳳凰というのは中国神話において、徳の高い王が納める平和な時代、もしくは優れた知性を持った者が生まれた際に現れるとされる瑞鳥です。
金閣の屋根にはそんな鳳凰をかたどった銅製の像が置かれています。
この鳳凰像、実は三代目。
一代目の鳳凰像は昭和の火災の時、二代目は劣化による改修の際取り外されています。
どちらも金閣寺の境内に保存されており、京都市の文化遺産となっています。
三代目であるこの鳳凰像は、金閣を600年持たせることを目標に作られたもの。
金箔がとても分厚く貼られているためまだまだ美しい金色に輝き続けています。