狭山市で長く住むためにメンテナンス。軒天や破風板、外壁を詳しく現地調査
2025.02.26
「最近、外壁の汚れが気になるけど、これって塗装が必要なのかな？」「ひび割れがあるけど、放っておくとどうなんだろう？」 このようなお悩みを抱えている方も多いのではないです。本日、狭山市で外壁塗装のご相談をいただき、現地調査を実施しました。築年数が経過し、外壁や付帯部分に経年劣化が見…
所沢市 瓦屋根からオークリッジスーパーでの葺き替え工事
経年劣化によるメンテナンスでのご依頼。漆喰の張り替えが必要だったが、施工主さまが屋根を軽量にして耐震性をあげたいとのご希望があったため、オークリッジスーパーでの葺き替えをご提案。工事着工となる。
所沢市 破風板・軒天部分補修,屋根葺き替え,雨樋交換
ビフォーアフター
工事基本情報
- 施工内容
- 破風板・軒天部分補修,屋根葺き替え,雨樋交換
- 施工期間
- 約2週間
- 使用材料
- オークリッジスーパー
- 施工内容その他
- 瓦屋根からオークリッジスーパーへの屋根葺き替え工事
- 築年数
- 約30年
- 工事費用
- 約110万円
さっそく現地調査に伺いました。
青い釉薬瓦と呼ばれる陶器の瓦のお宅です。
しかし、瓦の下に敷いてある防水紙の寿命はは約20〜25年しかありません。
穴が開いていないか破れていないかのメンテナンスは必要です。
こちらのお宅の野地板はバラ板を隙間を作りながら貼っていくという、築40年前以上前の家に使われていることが多かった野地板です。
この隙間は通気性と乾燥を考え作られたものでしたが、現在では防水シートの性能が高くなったため湿気や腐食の心配がなくなりバラ板はほとんど使われなくなりました。
野地板は屋根の一番下で屋根を支える大きな役目があります。
基礎や柱同様に、野地板も耐風性や耐震性で建物をしっかり守ってくれています。
最もよく使われているスレート屋根の寿命は20〜30年ですから、屋根のメンテナンスに合わせて屋根の下の防水紙とともに野地板の点検をしていただくことをおすすめします。
防水シート、下葺き材とも呼ばれています。
ゴムアスファルトルーフィングは、耐用年数が30〜40年と非常に長持ちする素材です。
屋根にはさまざまな形状がありますので、谷部や棟、下屋根と壁の取り合いなど雨漏りがしやすい場所には技術が必要です。
オークリッジスーパーはアメリカの屋根材でアメリカでは80％以上の屋根に使われています。
アメリカの屋根材なので洋風というイメージですが、独特の風合いと陰影からのグラデーションで和洋折衷の建物にしっくり合います。
オークリッジスーパーは、色付けされた石粒に金属をコーティングした素材で対藻性能があるので藻や苔などが発生して、屋根を汚すことはありません。
もともとは屋根材の下に敷く防水紙を進化させたもので、良質なアスファルトが主成分なので、防水効果は折り紙つきです。
今回の施工でも使用しているゴムアスファルトルーフィングがその防水紙です。
また、防火認定も受けており飛び火にも安心の防水性能です。
これで屋根が完成しました。
瓦屋根は厚みがありましたが、オークリッジスーパーはシート状のため厚みの違いで隙間ができてしまいます。
その隙間をモルタルで埋めていきます。
まずは「ラス」と」呼ばれる格子状のネットを防水紙とともに隙間部分に貼っていきます。
面が平になるまで何度も塗っては乾燥を繰り返します。
段差がなくなり隙間が完全に埋まるまで塗っていきます。
もとの屋根材との隙間がわからなくなりキレイに仕上がりました。これで屋根の葺き替えは完成です。
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