こちらのお宅は、前回セメント瓦を撤去し野地板の増し張りをおこないました。
屋根の一番の土台となる野地板が、地震や強風にも強い構造になりましたので今回はその上に防水シートを貼っていきます。
前回までの工事の様子はこちらからご覧になれます。
屋根の役割は雨の侵入を防ぐことですが、あらゆる方向から縦横無尽に降る雨が屋根材の下に入り込んでしまうこともあります。
こんなときに二次的防水で食い止めてくれるのが防水シートです。
ルーフィング、下葺き材など呼ばれ方は様々ですがこの防水シートが破れや穴あきなどの劣化があると雨漏りとなるケースがほとんどです。
また、雨漏りする場所としては平面なところではなく屋根の谷部や棟、下屋根と壁の取り合い部などに集中します。
貼り方ひとつにも技術がいることがわかりますね。
防水シートは、軒先から棟先に向かって貼っていきます。
重なるシートの重ね代を十分にとることになっていますが、重ね代をしっかり取らない業者もいますので貼っている状態の写真を撮影してもらい確認することも大事です。
また、上に屋根材を設置したらみることができませんので、業者が選んだ防水シートで作業が進んでいくこともあります。
防水シートはたくさんの種類がありますので、どんなシートを使うのかを確認し、仕上がった状態の写真も見せてもらうと安心ですね。
今回使用する防水シートは、日進工業社の「カッパ」というゴムアスファルトルーフィングです。
ゴム、ポリマー、プラスチック、合成樹脂などを添加し、夏の暑さにも冬の寒さにも強い素材です。
最強な素材でも、難所である谷部や棟、下屋根と壁の取り合い部をしっかり貼っていか
ないと雨水の侵入を許してしまいます。
簡単そうに見えますが、手の抜けない技術のいる作業のひとつです。
防水シート(ルーフィング)が貼り終わりました。
次回はいよいよ、セネターの屋根を設置していきます。
ルーフィングのことが詳しくわかります!
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