所沢市小手指のこちらのお宅では、前回までに外壁塗装と付帯部塗装までが終わっています。
本日は屋根の下葺きの様子をお伝えします。
これまでの工事の流れはこちらからご覧になれます。
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所沢市小手指で剥がれた外壁の現地調査「ルーフィング」とは屋根の下葺き材で屋根材から雨水が入り込んでしまっても、家の中に侵入させない防水機能を持ったシートのことをいいます。
どんな屋根材を使うにしても、このルーフィングの役目は重要なのです。
ルーフィングがしっかりしていれば雨漏りは起こりませんからね。
今回使用しているのは、「ゴムアスファルトルーフィング」です。
アスファルトって、あの道路に使う?
と ちょっと不思議に思いますが、そもそもアスファルトは太古の昔 ピラミッドの石を積み上げる際にできる隙間にアスファルトを詰めて水が入らないようにしていたという記録があります。
日本でも縄文時代に土器や矢の先などに、接着剤や防水材として使われていたのだそうです。
水を浸透させない素材なのですね。
長い歴史を経て屋根材として使われ出したのは、関東大震災以降、紙にストレートアスファルトを染み込ませて防水シートとして使っていました。
今の不燃布の漸進ですね。
アスファルトはどうやらとても防水に適していることがわかりましたが、残念ながらパーフェクトではなく欠点があるのです。
融点なのですが50°Cと低く、真夏の暑さでは非常に柔らかくなってしまいシートからアスファルトが染み出します そのため防水機能は一気に低下してしまいます。
一方、冬では気温が下がり寒くなると今度は硬化して、ひびや亀裂が発生。
これが原因でやはり防水機能が失われます。
これでは下葺き材だというのに、屋根材より先に寿命がきてしまうことになります。
その欠点を克服するために開発されたのが「ゴムアスファルトルーフィング」です。
こちらで詳しく説明しています。
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高温でも溶解しにくく、低温でも硬化しづらくするために ゴム・合成樹脂・プラスチック・ポリマーなどを添加し なかでも「ゴム」の特性を強化したのが「ゴムアスファルトルーフィング」です。
特徴をわかりやすくいうと
暑い夏でもアスファルトが溶け出したりせず、寒い冬でも硬くなってヒビや亀裂が入ったりしない非常に耐久性に優れている素材なのです。
一般的なアスファルトルーフィングは施工後10年ほどで耐久性が大きく低下します。
それにたいして
ゴムアスファルトルーフィングはというと
耐用年数は20年程度といわれています。
ということはたとえ屋根材の築年劣化が始まったとしても、ゴムアスファルトルーフィングを下葺き材として使用していれば かなりの割合で雨の侵入を守り続けてくれることになります。
屋根のお見積もりを検討されている方は、普段なら業者任せにしてしまう下葺き材の特性をちょっとでも覚えていてもらえますと納得できるリフォームになると思います。
街の屋根やさん所沢店では
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