2024.12.26
所沢市にて、当社で外装施工のお客様。先ず屋根のカバールーフ工事を終えました。せっかくなので駐輪場の波板屋根も新しくキレイにしてさしあげようと、外壁塗装に移行する前に波板を取り外し塗装後に新しい波板を新設しました。 塗装完了後の状況です。駐輪場・木部を綺麗に塗り上げ、乾燥を確認し新…
所沢市狭山ヶ丘のこちらのお宅は前回までに、屋根と外壁の塗装をするために高圧洗浄をして塗装の準備として養生までが終わりました。
いよいよ塗装をはじめていきます。
過去の記事に関しては下記リンクからご覧ください。
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それでは下塗りのシーラーを塗っていくことから始めます。
シーラーは、塗料をしっかり密着させる接着剤のような役目です。
シーラーの語源はseal「シールする・接着する・覆い隠す・塞ぐ」という英語からきています。
直射日光や風雨をまともに受ける屋根のダメージが大きいと上塗り材が下地に吸い込まれてしまいます。
それを防ぐ(シールする)のがシーラーというわけです。
この下地になるシーラーを丁寧に塗ることで、上塗り塗料の性能が充分に発揮することができるのです。
シーラー以外にも下塗り材はいろいろあります。
用途別に詳しく紹介しています。
ご興味がある方は下記リンクよりご覧ください。
外壁や屋根の下塗り材シーラー、プライマー、フィラーの違いは?
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シーラーはフィラーに比べて上塗り材との密着性が高く、仕上がりのムラを防ぐという強みがあります。
塗装の方法は、ローラーや吹付け塗装、刷毛などいろいろありますが写真のようにローラーを使うメリットは面積が広い部分をムラなくスピーディに塗れること。
そして、塗料の飛散がしにくいことから、お隣との距離が近い住宅事情での塗装に向いていることで広く普及しています。
どんな下塗り材でも、いかに扱い丁寧に塗るかでその上にのる塗装の寿命が決まります。
・塗料の希釈率を守る
・乾燥時間を厳守する
こんなことにも気を抜かない。
大事なことを徹底している業者を選びたいですね。
上塗りはシリコン樹脂塗料で仕上げていきます。
シリコン樹脂は、汚れがつきにくい、色あせしない、耐候性が高いという3大メリットがあります。高品質なのに価格がお手軽でコストパフォーマンスが良いことから人気の塗料です。
仕上がりは、塗装膜の表面がガラス質になるため光沢があり塗装表面が硬いのが特徴です。
仕上がりは塗装前と比べると一目瞭然、日の光に反射するほどの光沢を放つ屋根になりました。
新築住宅のような美観を取り戻しましたね。
塗装が完全に乾いたら最後に「縁切り」という作業に入ります。
本来ある屋根材の重なり部分の隙間を塗膜で塞いでしまわぬように塗料を取り除いていきます。
もしも縁切りをしなかったらどうなるのでしょう?
屋根材と屋根材が塗料でくっつき隙間がなくなってしまうと雨水の逃げ場がなくなってしまいます。
雨水がたまってしまうと傾斜に逆らい逆流したり、釘穴から釘を伝い野地板へと浸水してしまうこともあります。
水が回ってしまった野地板はボロボロになっていくのはいうまでもありませんね。
縁切りは雨水が正常に外へ流れ出る道を確保するための大事な作業なのです。
屋根の施工はお客様には確認しにくい高い場所であるが故、この作業を怠る業者も存在しますのでお気をつけください。
これで屋根の塗装は完成です。
次回は、外壁の塗装に入っていきます。
さまざまな屋根の施工事例はこちらでご覧になれます。
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